クラブメンバーで水温計、油温計を付けているメンバーがいます。この2つのメーターを見ていると恐ろしい程、ビートは高温であることが解ります。このメーターを見ていると、「大丈夫か?」と疑問符が付いてしまいます。純正の水温計はバカだしね。
フロントエンジンのクルマなら、エアダクトを付けるなど対策が豊富なんですが、ビートの場合ミッドのため熱が溜まりっぱなし・・・。夏場なら過酷なエンジンルーム。
デスビトラブル、ECUトラブル、ベルト劣化の回避はやはり
熱対策です。
■西田ファクトリーB製オイルクーラー
実際は、某ホンダのV-TECエンジン用水冷式純正オイルクーラーをボルトオン装着で流用したものです。
  • 高速道路ではエンジンの熱だれを感じない。
  • サーキットでも熱だれを感じるのが遅くなる。
  • 連続高回転走行でのエンジンの熱だれ防止。
  • エンジンの保護。
  • 高速道路での燃費がやや向上。
  • ビッグラジエーターとは違い、過冷がない。
  • メーカーサイドの話だと、理論上やや燃費が悪くなる傾向にあるとのこと。
  • 普段の体感的にはほぼ変化ナシ。
  • ハイカム装着車&高速道路などの長時間の高回転走行が多い方におすすめ。サーキットでも効果あり。ただをサーキット専用車など本格武闘派の場合には、空冷式がおすすめ。
  • 今までエンジンの熱だれを感じた事のない方には、あまり意味がありません。ただ、ビートのエンジンは熱との戦いが多いので、エンジンを大切にしたい方には良いと思います。
  • 純正部品ばかりを使用したボルトオンのため、信頼性には問題はないようです。
(インプレッション:H-ぱわ〜号



■デスビ強制換気システム
デズビチェックはしていますよね。これ当たり前。
デスビ交換後の再トラブル防止策として、西田FBのデスビ強制換気システム。小さなファンがエンジンスタートと同時に回りだし、デスビキャップ内の換気を絶えず行う。キャップ内の水滴発生による錆がなくなった事に大変満足できる。電圧が高いCDI/ノロジーを装着している人は装着すれば、キャップ内の水滴や白い付着物の発生防止になります。装着して5年近くになりますが、キャップ内の腐食は全く起きていません。

(インプレッション:Fカスタム
■APS22型
K-WORKS製のエンジンルーム内の換気ファン。
システムとしては、エンジンルーム内が約60℃を超えると自動的にファンが回り、下がるとファンが止まる。エンジンを止めても、約15分間はタイマーによってファンの作動をするようにしてある。
夏場、
走行中は50km/hを超えるとエンジンルームの温度は60℃を下回るものの、信号待ちで30秒止まっただけで100℃まで上がることが計測されている。(気温31℃)また、エンジンを止めたあとに温度が上がるために停止状態での冷却が重要なのである。
メーカーの説明だと、ビートのエンジントラブルの大元が熱であることは分かっているので、如何にこれを下げるかを開発の目標としている。ちなみに、本システムでエンジンルーム内の温度を、最低でも15℃下げることができる。(計測の範囲で)

(インプレッション:蒼い弾丸号
■トランクリッド
停止中は先に説明したAPS22型が最良だが、走行中の効果はまずまず。(前述した通り。)
そこで走行中におけるエンジンルームのクールダウン方法として、排熱タイプのトランクはミッドのビートには必須。エンジンルーム内の放熱タイプトランクとして最強と思われるのが「スタジオ リベルタトランクリッドタイプR」。
上部のダクトは当たり前。それにプラスして、大胆にもトランクルーム内に筒を装着して排熱効果を高めています。トランクの荷室は潰れますが、エンジンルーム内の熱はガンガンに排熱します。少し走った後でもダクト出口に手を当てると熱がでているので、効果のほどがすぐに解ります。
控えめな「タイプS」もあります。タイプSもタイプRほどではありませんが、排熱効果があります。
(インプレッションタイプR:H-ぱわ〜号Fカスタム
(インプレッションタイプS:はぐれビート蒼い弾丸号
■リアバンパー
エンジンルームの熱抜き同様にリアバンパーはなるべく開放したタイプ(オートマックキャルレーサー or スタジオ リベルタ)を推奨します。逆に密閉しているデザインのものは、排熱を考えた場合、装着は辞めた方が無難です。
また純正バンパーが気に入っている方は、純正バンパーとマフラータイコの間にある鉄製の遮熱板(正式名:リアバンパーバッフルプレート)は外しましょう。これを外すだけでもだいぶ熱の篭りが変わります。






■ECU(エレクトロニックコントロールユニット)とメインリレー
ビートの助手席側シートの裏にECUとメインリレーがあります。この2つ、ボディフレーム挟んでエンジンの前側にあるため、エンジンルームの熱でボディが熱くなったものをモロに伝熱します。特にECUはボディの壁にベタ付けボルトオン状態なので、伝熱は凄いです。またメインリレーはボディの壁にベタ付けではなくL字フックがあり少し距離がありますが、ECUほど耐久性がない事と内装の樹脂パーツやクッション材で埋もれているため、常に温室にいるようなもので決して良い環境ではありません。
常に温室にいるから年数劣化によりメインリレーは動作に不具合、ECUは基盤のコンデンサ6本が「膨らみ」>「液とび」>「液もれ」>「腐食」に至ります。そこで現存するビートすべてでチェックして欲しいのが、ECUコンデンサのチェック。

詳しくはこちら
ECUチェックが終了しましたら、再発防止のためにECUはボディの壁にベタ付けボルトオンはやめて、ゲタを噛ましましょう。ゲタ製作の1例です。
以下のようなものをホームセンターで探してください。全部で300円しません。
材料 スペック 数量
ステンレスのボルトナット MAX6×70mm 3本
ステンレスの高ナット MAX6×30mm 3本
ステンレスのワッシャー MAX6よりちょっと大きければ
どんなサイズでもいい。
1本
右画像のようにしてゲタを製作してください。そしてボディに装着します。
画像手前の穴だけちょっと大きいのでステンレスの丈夫そうなワッシャーでボルトの頭が抜けないようにしてください。
ゲタを噛ますとこんな感じです。画像を見れば解ると思いますが、ECUの後ろに空間ができます。ボディの壁との間に約50mm前後のスペースができます。(購入するボルトナットで、スペース幅は調整可能。)

ボディの壁にベタ付けの状態(つまり純正のまま)だと30分走行すればECUの裏側が熱くなりますが、このゲタを噛ますと全く熱くなりません。

熱くないというより伝熱がまったくなくなります
。これによって、ECU基盤のコンデンサ破裂はもう起きないと思います。
でもこの方法は
内装レス派の方だけ有効な手段です。(内装を戻したい方はNGかな・・・。)


メインリレーは最初からボディの壁にベタ付けではなくL字フックが入っているので直接的な伝熱がありませんが、内装パーツを装着してしまうと温室状態になって、結局は熱でやられてしまい元の木阿弥です。
画像のような内装パーツレスの方は、内装ありの温室状態から涼しい環境になるので、メインリレートラブル(動作不具合)も回避できますが、内装を元に戻したい方は、ドキュメントBOX(車検証入れ)の裏側に穴をあけてECUとメインリレーを忍び込ませて伝熱から防ぐ・・・という方法しかありません。めんどくさい作業ですが、配線の根元をばらして方向かえて伸ばして装着しましょう。
■ウィンドウカラーコート
ビートの室内って暑いですよね。そこでスモークはるよりウインドカラーコートはどうでしょうか。
車検対応で値段も安価。あきたら、カラーも変えることができます。ドレスアップにもなるしオススメです。
夏場の紫外線カット、右腕と室内の日焼け防止、夏場の室温上昇を防ぎます。

(インプレッション:TYPE-R号

まじめな話!エアロとかマフラーとか言う前に、大切に乗りたいならば手始めに熱対策をすること!

最低でもECUチェック、デスビチェック、排熱トランクの装備は必ずすること!それしかない!


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